iPhoneでウェブブラウザなどの情報をコピー&ペーストすると、リッチテキストのまま貼りついてしまいます。
この記事ではクリップボードのテキストを、プレーンテキストにする方法について解説いたします。
Mac版はこちら↓です。
ショートカットの作成
書式を消すために”ショートカット”アプリを使用します。
もしiPhoneからアンインストールされている場合はApp Storeからダウンロードしましょう。
では作っていきます。
ショートカットを立ち上げて右上の+をタップします。
タイトルをクリックし、”名称変更”でタイトルを変更します。
画面下のiのアイコンをクリックし、”共有シートに表示”をオンにして”完了”をタップします。
「もし入力がない場合:」をクリップボードを取得に変更します。
「アプリおよびアクションを検索」をクリックし、テキストと入力して、「テキスト」を選択します。
同様に「アプリしょおよびアクションを検索」にクリップボードと入力し、「クリップボードにコピー」をタップします。
下の図の「テキスト」のあたりをタップします。
変数を選択の中から、”ショートカットの入力”を選択します。
本来ならここで完成なのですが、外部アプリからクリップボードを取得した際、「クリップボードにコピー」を失敗することがある、というよく分からない現象が起こるので、もう一つ同じ項目を作成します。
これで完成です。右上の完了をタップします。
使い方
テキストを選択するとポップアップするメニューから、「共有…」を選びます。無い場合は左右の矢印で探すとあると思いますが、どうしても無い場合は次の章を見てください。
作成したショートカット(上の例の通りなら「プレーンテキスト」)を選択します。一番下の「アクションを編集」でよく使う項目に設定しておくと選択しやすいかと思います。
これで貼り付ければ、書式がないプレーンテキストで貼り付きます。
共有メニュー以外の使用方法
何らかの理由で共有メニューが使えない場合、ショートカットを起動するために、いくつかの方法があります。
ホーム画面にエイリアス(ショートカット)を登録
ショートカットの編集画面の一番下の共有ボタンをタップします。
「ホーム画面に追加」をタップします。「追加」をタップします。
コピーした後にホーム画面のアイコンをタップしてください。
ウィジェット
ホーム画面の空いたスペースを長押しするか、ホーム画面を右にスワイプした「今日の表示」の「編集」をタップし、右上のプラスマークをタップします。
「ウィジェットを検索」のところに「ショートカット」と入力し、ショートカットを選択します。
そのままウィジェットを追加をタップし、追加されたショートカットをタップして、作成したショートカットを選択します。
コピーした後にウィジェットをタップしてください。
Siriで音声入力
Siriでショートカットのタイトルを読み上げます。
ショートカットのタイトルの下に、画像のようなテキストが表示されています。
AssistiveTouch
画面上に可動式のボタンを配置して、タップによって起動します。
「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」と進み、AssistiveTouchをオンにします。
カスタムアクションで作成したショートカットを選択します。
画面上にボタンを配置する必要があるため、せっかくなので他のアクションにもスクリーンショット等を設定すると良いでしょう。
ホームボタンのトリプルクリック+AssisitiveTouch
AssistiveTouchが邪魔な場合は、ホームボタンのトリプルクリックでAssistiveTouchのオンオフを切り替えても良いかもしれません。
「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」と進み、AssistiveTouchにチェックを入れます。
背面タップ
「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」と進み、作成したショートカットを選択します。
背面タップの操作が難しくなければ、この方法が最もシンプルかもしれません。